だいすけお兄さんの卒業まで残り1ヶ月となりました。
9年間という本当に長い期間、子ども達に素敵な歌声を届け、歌の素晴らしさを教えてくれただいすけお兄さん！
卒業後も子ども達と関わりたいと会見でも発言していて、本当に子どもが好きなんだなぁと感じました^ ^
そんなだいすけお兄さんの後任として、うたのおにいさんに就任することが決まったのは元ミュージカル俳優の花田ゆういちろうさん！
花田ゆういちろうさんの出演ミュージカルで、特に有名なものとして、DAICHIという作品があります！
まずは告知用ムービーをご覧ください！
2015年版と
2016年版です^^
このミュージカル、農園が舞台の実話をテーマにしたものなんですが、どんな作品なのか気になりませんか？
ゆういちろうお兄さんの役もどんな役なのか気になる！
ということで、DAICHIのストーリー、ゆういちろうお兄さんの役柄について調べちゃいました！
ネタバレになりますので、見たくないという方はスルーでお願いします。
花田ゆういちろうお兄さん出演ミュージカルDAICHI【役柄】
まずは、ゆういちろうお兄さんの役柄について！
ゆういちろうお兄さんはタイトルの通りダイチという男の子の役を務めたようです。
Wキャストだったんですが、公演によってゆういちろうお兄さんがダイチを演じるか、もう1人の方が演じるかが違ったよう。
「ダイチの魂」として、ほぼどのシーンにも出演していたのだとか。
この役がストーリー上でとても重要な役柄なんです！
そのダイチ役に抜擢されたゆういちろうお兄さん、本当に凄い！
でも、重要とは言われても具体的にどのように重要だったのか…というところですよね^^;
それでは次に、気になるDAICHIのストーリーを見ていきましょう！
花田ゆういちろうお兄さん出演ミュージカルDAICHI【ストーリー】
舞台は北海道洞爺湖にある家族経営の佐々木ファームという農園。
両親が農園を経営している早苗は短大卒業後、ニトリに就職します。
そんな時、お客さんとして訪れた貴男とお互いに惹かれあい、交際を始めることに。
しかし、両親は貴男との交際を猛反対！
理由は貴男が水泳のコーチとして働いていたこと。
早苗は一人娘だったので、農園を継いでくれる男性と結婚して欲しかったようです。
元々は農園を継ぐことなんて考えていなかった早苗と貴男ですが、貴男が農園を手伝うと言い出します。
早苗は心配しますが、貴男から「結婚してくれ」とプロポーズを受け、それを受け入れ、農園を継ぐことが決まります。
貴男が農園を手伝うようになって間もない頃、長女のひかりが生まれます。
大切な娘が生まれ、嬉しい反面、貴男はやり切れない気持ちに。
その原因は、早苗の両親との価値観の違いによるものでした。
早苗の両親は伝統を重んじる考え方、そして貴男は新しいものを取り入れる現代的な考え方と、正反対だったんですね。
そんな時、2人目の子どもになるダイチが生まれます。
待望の男の子の誕生で、早苗の両親は大喜び！
それでも両親と貴男との亀裂は深まるままで、対立は続きます。
お互い譲れないところだったのでしょうね…。
早苗の両親としては郷に入っては郷に従えといった感じだったのでしょうか？
その考えが貴男を苦しめ続けます（＞＜）
しばらく年月が経った頃、佐々木ファームを台風が襲います。
台風の被害により、佐々木ファームは700万円もの負債を負うことに…。
そのことすら貴男のせいにする早苗の母。
遂には早苗の父から農園を手伝わなくていいから、他のところに行って働けと言われます。
精神的に限界を迎えた貴男は遠くに行きたいと言いだし、早苗もそれを快諾します。
来週、ごぼうの収穫が終ったら引っ越そう、と。
そんな時、幼いダイチに異変が。
なんと、息をしていないのです。
「戻ってこい！」と願う貴男達の想いは届かず、ダイチはその短い生涯の幕を閉じることに…。
ダイチの死は、貴男、早苗、早苗の両親、そして娘のひかり皆にとって衝撃的であまりに悲しい出来事でした。
早苗と貴男は自分たちが悪かったんだ、と自責します。
しかし、青年の姿をしたダイチの魂は「違う、そんなことはない！」と言います。
続けてダイチが言ったのは、「お母ちゃんとやりたいことがある」という言葉。
その気持ちが早苗に届いたのでしょう。
早苗達は両親に、農園に残りたいと伝えます。
あれだけ反対派の両親でしたが、ダイチの死を目の当たりにして、自分たちも早苗達と一緒に居たいと願うようになったのです。
ダイチを失った悲しみからは立ち直れていない早苗と貴男。
しかし、ダイチの死により、皆の心に変化が生まれました。
「争い事はしないとダイチに約束した。」と早苗の父。
ダイチの死は失いかけた家族の絆を繋ぎ止めたんですね。
その後、佐々木ファームは従業員を2人雇うことに。
程なくして、早苗の父は引退を宣言します。
人出も十分だし、貴男に農園を任す、と。
農園を任された貴男は早苗と一緒に「農園で作る野菜を全て無農薬で栽培したい」と言いだします。
早苗の両親は驚きましたが、早苗から「お父さんとお母ちゃんにも助けてほしい」と言われ、認めてくれることに。
以前の早苗の両親なら認めてくれなかったでしょうね。
これも心境の変化でしょうか…。
無農薬栽培を始めるのは本当に大変なこと。
でも、農園に残ると決めたのも、無農薬栽培をすると決めたのも自分達！
全てはダイチを失ったことがきっかけでした。
ダイチの魂が言っていた「お母ちゃんといっしょにやりたいこと」は無農薬野菜の栽培だったのでしょう。
いつも早苗に寄り添うように姿を見せていたダイチの魂。
早苗はダイチの魂がそこに居るのを知ってか知らずしてか、
ダイチがいなくて寂しい気持ち、触れたいという気持ちを吐露します。
そんな母をダイチは強く抱きしめます。
ダイチの魂が側に居てくれると気付いた早苗は、真っ直ぐな声で
「ダイチ、お母ちゃんこれからもしっかり生きていくよ。」
と気丈に振る舞うのでした。
花田ゆういちろうお兄さん出演ミュージカルDAICHI【注釈etc.】
ストーリーとしてはこれでおしまいですが、ミュージカルなので、歌が要所要所に入ります。
ラストは、「ありがとう」と「DAICHI」が歌われたようです。
ゆういちろうお兄さんの役柄は、亡くなってしまった幼かったダイチの魂。
誰にも見えないけれど、常に家族の側に居たんですね。
姉のひかりだけは、ダイチの魂の存在に何となく気付いていたようですが、早苗が気付いたのはラストのシーンだけのようです。
早苗が貴男と出会ったばかりのシーンでも、ダイチの魂は側にいたので、少し不思議でしたが、ダイチは「自分で早苗と貴男を選んで生まれてきた」という旨の発言も劇中でしたそうで、それなら納得！と思えました^^
それにしても、4歳で大切な我が子が亡くなってしまうなんて…どれだけ心に深い傷を負ったことでしょう。
しかし、ダイチの死が無ければ、早苗達は両親と決別し、2度と会うことはなかったかもしれません。
失われな小さな命が、命の尊さ、儚さという大切なことを教えてくれたのではないでしょうか？
そして、ダイチの魂という、実体のない役を体当たりで演じた花田ゆういちろうお兄さん。
ゆういちろうお兄さんは練習の時点で涙してしまったようですが、ストーリーを知ると納得ですね。
涙なしでは見れない名作です！
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まとめ
いかがでしたか？
花田ゆういちろうさんがうたのおにいさんに就任することが無ければ、もしかしたらミュージカルDAICHIの存在を、今後も知らずにいたかもしれませんね。
前述の通り、DAICHIは実話なので、洞爺湖に佐々木ファームも実際にありますし、貴男さん、早苗さん夫婦は現在、無農薬野菜の栽培を行っています。
やりたいと思ったことをやり遂げる、そんな力もダイチ君から貰ったのかもしれませんね^^
この画像はゆういちろうお兄さんと早苗さん、貴男さん、ひかりさんと弟くん達の写真です。
舞台の練習も見に来ていたんですね！
ミュージカルDAICHIはとにかく涙なしでは見られない感動作品。
今後、花田ゆういちろうお兄さんは出演されることはありませんが、それを無くしてもきになる作品です！
今のところ今年の公演は発表されていませんが、発表されたら見てみたいですね！
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